てんどうちひろの介護日記

父の介護を綴りました

父の違和感

入院中の父の面会に休みのたび行って会話をするのですが、父は同じ話を繰り返す。「通帳と現金はお前が持っているのか」「大したことないのに周りが大袈裟にするから入院する羽目になった」と。その都度、同じ説明するものの次の面会時には同じ質問を繰り返す。この時、認知症を疑うこととなり、このまま独り暮らしに戻していいのか迷う。先生の助言もあって市役所へ介護認定の申請を出す。

 

面会後、父の団地へ行ってゴミの片づけを行う。まずは散乱した新聞と雑誌をまとめるところから。古新聞を入れる袋に入れても入れても部屋が片付かない。几帳面だった父の暮らしぶりの豹変にショックを受けつつ、あまり実家へ顔を出さなかったなぁ。悔やむ。並行して領収書やら貴重品類を集めて自宅で仕分けすることに。そこでこの10年間の暮らしぶりを知ることとなり正直驚きました。