てんどうちひろの介護日記

父の介護を綴りました

コロナ禍の様子

新型コロナウィルスの影響で9月ごろから面会禁止となり2週間に一度のペースでお菓子屋ら飴を差し入れと面会で様子をうかがっていたが差入だけとなり次第に足が遠のく。聞くと、レクリエーション、散歩も自粛となり部屋とリビングの行き来だけで歩かなくなっているようで先が心配。日課だった自販機でコーラを買うことも止められ日々、テレビと昼寝の繰り返し。10月には皮膚科の受診のため連れ出していたがこれも自粛する判断を下し、訪問診療で薬をなんとか処方していただくようにお願いする。ドクターには申し訳ないが専門外であっても頼らざるを得ないのである。自分がとびひに係った時を参考にステロイド系の強い薬の処方を依頼してみる。10月から現在に至るまで面会はできないまま1日1日が過ぎ去っていく。

 

そんな中、施設から妙なことを言われる。11月からデイサービスを開始します。ぜひ利用していただきたいので住民票を狭山市へ移してください。えっ?デイサービスの利用については理解できるものの、利用条件が住民票を移してくださいとは。こちらとしてはデイサービス利用のためにわざわざ住民票を移せと強制されているようで一気に不信感がピークに達する。すぐさま市役所福祉課へ相談に行って見解を聞いてみるが不可解ということで至極まっとうであると妙に納得。

これをきっかけに市内の特養入所を本格的に検討、資料を取り寄せ、申し込みを行うに至るのである。